トリキュラーの効能とIUDとの比較
2019年08月27日女性が主体となる避妊方法である、トリキュラーなどの低用量ピルとIUD(子宮内避妊器具)の特徴をご紹介します。
トリキュラーなどの低用量ピルは、1日1錠を正しく服用すれば、ほぼ確実に避妊することができます。
世界中で使用されており、安全性と有効性は確認されています。
使い始めに吐き気や頭痛、不正出血が見られるケースもありますが、ほとんどの場合、1~2ヶ月で症状がなくなります。
また、低用量ピルには高い避妊効果の他にも、次のように多くの副効能があります。
生理周期の安定、生理痛の軽減、生理の量の減少など、生理に関するトラブルが改善されます。
PMA(月経前症候群)にも効果的です。
このため、月経困難症の治療や子宮内膜症の予防・治療にも使われます。
また、更年期障害や骨粗しょう症の予防、卵巣がんや子宮体がんの予防などの効能があります。
中でもトリキュラーは3相性ピルで、ホルモンの量が3段階に変化して、自然のホルモン変化に合っているのが特徴です。
IUDは、子宮内に小さな器具を挿入して避妊する方法で、出産経験のある人に適しています。
避妊効果は高く、装着時の痛みなどはありません。
ただし、自然脱落の可能性があるので、定期検診は必要です。
2年タイプと5年タイプがあり、長期間装着し続けると、簡単に除去できなくなるので、時期が来たら交換します。
挿入や交換には、婦人科を受診する必要があります。
IUDにはトリキュラーのような副効能はありませんが、低用量ピルを服用できない高血圧の人や喫煙者、授乳中の人も使用できます。
ただし、生理の量が多い人や生理痛がある人には向いていません。
トリキュラー、IUDのいずれも、性感染症を予防することはできませんので、感染が心配な場合にはコンドームと併用します。